【伴走者のウラ側】未経験から挑むキャリコン。最初の壁は「インプットの洪水」と「聴く」ことの本当の意味
みなさん、こんにちは!i-テクセンスのSです。
未経験から国家資格キャリアコンサルタント(キャリコン)の取得を目指し、養成講座に通い始めて早いもので1ヶ月が経ちました。
毎週土曜日の朝から夕方までみっちり学ぶ毎日は、新しい知識の連続でエキサイティング。驚くほどあっという間に時間が過ぎていきます。何より、同じ目標を持つ仲間と一緒に学ぶ時間がとにかく新鮮で楽しい!
……と、ここまでは順風満帆のようですが、実は今、ベクトルの違う「2つの壁」に直面しています。
【壁その1】授業の「理解」と、自宅での「再現」のギャップ
まず1つ目の壁は、知識インプットの難しさです。
授業を受けている最中は、先生の解説がスッと頭に入り、「なるほど、そういうことか!完全に理解できた(わかった)!」と大満足で帰路につきます。
しかし、いざ家に帰ってみると…… 「あれ?何だっけ?あの理論、しっかり思い出せない……」という事態に。
すぐに復習するのがベストなのは百も承知です。でも、現実には目の前に100問以上の「大量の自宅課題」がズラリ。 「復習したい、でもまずは課題を終わらせなきゃ……💦」と気分的に追われ、焦る日々。 「本当にこのままで大丈夫なのだろうか」と、どんよりした気分になっていました。
そんな私の焦りを見透かすように、講座の中で、多くの先生方が口を揃えて仰る「もう1つの言葉」が、私の胸に深く突き刺さりました。
【壁その2】対話における「わかったつもり」という最大の落とし穴
それが、「わかったつもりにならないこと!」「『わかるわかる!』が、一番の落とし穴ですよ」という言葉です。
これは先ほどの「授業の内容を理解する」という話ではなく、実技(対話)の授業で徹底的に叩き込まれる「聴く姿勢」のハナシ。
私たちは誰かの相談に乗ったり、雑談をしたりするとき、相手の話を無意識に「自分の過去の経験」に照らし合わせて聴いてしまいがちです。 そして、「ああ、それね!わかるわかる、私も同じ経験あるから、その気持ちよくわかるよ」と、勝手に納得してしまいます。
でも、先生方は仰います。 たとえ同じような出来事を経験していても、そこから何を感じ、どう捉え、どう傷ついたかは、人それぞれ100%違います。絶対に同じではないのです。
それなのに、自分のモノサシで勝手に「相手と同じだ」と間違った判断をしてしまうこと。これこそが、コミュニケーションにおける最大の危険な罠なのだと気づかされました。
キャリコンの勉強は、自分の生き方や日常のコミュニケーションを整えるもの
自分のバイアス(偏見や先入観)をすべて脇に置いて、ただ相手の話をありのままに、本当の意味で「聴く」。 言葉にするのは簡単ですが、やってみるとこれが本当に難しい……!
でも、ふと思ったんです。 もしこの「勝手に自分のモノサシで判断しない聴き方」が、普段の生活や仕事の中でも自然にできるようになったら、周りの人たちとどれほど良いコミュニケーションが取れるようになるだろう、と。
これって、私たちの行う「組織の伴走支援」でも全く同じです。 経営者の想い(タテ糸)と現場の本音(ヨコ糸)がすれ違うとき、お互いに「相手のことはわかっているつもり」という思い込みが原因になっていることが本当によくあります。
キャリコンの勉強は、単に資格を取るための知識集め(壁その1)だけじゃない。 自分のコミュニケーションの癖を見つめ直し、人間関係を豊かにするための「自分を整える学び(壁その2)」なんだな、とあらためて考えさせられました。
まずは目の前の課題という高い山を、一本の糸を紡ぐようにコツコツ登りつつ(笑)、本当の「聴く力」を磨いていきたいと思います。
同じように課題に追われているみなさん、そして日常のコミュニケーションで「あれ、すれ違ってるな?」と感じているビジネスパーソンのみなさん。
自分のモノサシを一旦置いて、一歩ずつ、丁寧に紡いでいきましょう!


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