【キャリコン挑戦記】「正解」の先にあるもの――本質を学ぶキャリアコンサルティング
先日、研修センターの特典である試験対策WEBセミナーを受講した。2時間半に及ぶ濃密な講義。画面越しに理論の背景や実務への繋がりを丁寧に紐解いてもらううちに、これまで何度テキストを読んでもしっくりこなかった知識が、驚くほどスッと頭に入ってきた。
単なる筆記試験の穴埋め問題として暗記していた理論が、実際の面談現場でどう生きるのかが見えた瞬間だった。「これは試験のためだけに終わらせてはもったいない」――心の底からそう感じた。
最近は世間一般でも「タイパ(タイムパフォーマンス)」が重視され、効率よく正解だけを求める風潮が強い。キャリコンの学習においても、最短で合格点をもぎ取るテクニックばかりに目が向き、現場で本当に必要となる深い学びが後回しになってしまうケースは少なくないという。
しかし、最短ルートで得た「正解」だけで、人の人生の節目に寄り添うことができるだろうか。
点数を取るための暗記ではなく、理論の背景にある人間理解や本質を捉える学びを重ねること。それこそが、相談者の真の課題に気づく眼を養い、支援者としての深みをつくる。結果として、クライエントにとっても、そして支援者であるキャリコン自身にとっても、より豊かな時間と成果につながるはずだ。
試験合格はゴールではなく、スタートライン。その先にある「誰かの力になれる自分」を目指し、一つひとつの学びにじっくりと熱を注いでいきたい。


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