D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)関連

なぜ日本のダイバーシティは「女性活躍」から語られるのか?〜その背景と、次の一歩〜

D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)関連

なぜ日本のダイバーシティは「女性活躍」から語られるのか?〜その背景と、次の一歩〜

「さあ、我が社もダイバーシティ(D&I)を推進しよう!」 そう決意されたとき、まず頭に浮かぶのは「女性の活躍推進」ではないでしょうか。それは非常に重要なテーマですが、「なぜ日本では、まず女性なのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか。

「女性活躍」が第一歩となる、日本特有の背景

「ダイバーシティ=女性活躍」というイメージが強いのには、日本が抱える構造的な理由があります。

世界経済フォーラムの「ジェンダー・ギャップ指数」において、日本は長年、先進国の中で低い順位に留まっており、特に経済・政治分野の男女格差は深刻です。そのため、国が「女性活躍推進法」などを制定し、企業へ対応を促してきた歴史があります。 また、経営学の視点から見ても、性別は他の属性(国籍、性的指向など)に比べ、課題の可視化や数値目標の設定がしやすかったという企業側の事情もあります。日本のD&Iは、この男女格差の是正という「序章」からスタートせざるを得なかったのです。

世界の潮流は、より広い視点へ

一方で、国際的なD&Iはより多角的な視点へと進化しています。

  • アメリカ: 人種や民族の多様性が中心的なテーマ
  • ヨーロッパ: 国籍や文化、宗教の多様性が活発に議論

海外ではジェンダー平等だけでなく、人種、LGBTQ+、障がいの有無、年齢など、あらゆる属性が等しく尊重されるべき要素として認識されています。

アンコンシャス・バイアスを越えた「次の一歩」へ

心理学やキャリアコンサルティングの視点からお伝えしたいのは、「女性活躍」から始めることは必要な一歩ですが、そこで立ち止まらないことが大切だということです。

私たちは誰しも、「ダイバーシティ=女性の問題」というアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)を抱きがちです。しかし真のD&Iとは、シニアの豊富な経験が活き、外国籍社員の視点が歓迎され、誰もが自分らしく能力を発揮できる組織文化(インクルージョン)を育むことです。異なる価値観が掛け合わさることで、時代を生き抜くイノベーションが生まれます。

人の集まる組織には、悩みや葛藤がつきものです。女性活躍の次に来る、御社ならではの多様性の形を一緒に考えてみませんか。i-テクセンスは、皆様の隣に寄り添い、共に解決策を探るパートナーとして、その大切な一歩を応援しています。

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