労務・コンプライアンス関連 正しいはずの提言が砕け散った日。私の組織開発における原体験
第一に、組織は必ずしも合理的な存在ではない、ということ。人は、正しいデータを揃え、論理的に説明すれば動くと信じがちです。しかし、組織の根幹には、時に経営者の個人的な原体験や、誰にも触れさせない「聖域」が存在します。まずその組織を本当に動かしている「OS」が何かを見極めなければ、どんなアプリケーションも作動しません。第二に、手に負えない問題からは「撤退する勇気」もプロフェッショナリズムである、ということ。組織の課題だと思っていたものが、実は経営者個人の深層心理に関わるテーマだった。そう気づいた時、一人で抱え込む必要はありません。それは敗北ではなく、自分自身の心身を守るための、賢明でプロフェッショナルな判断なのです。